以前、産後うつ?で
残念なことにお亡くなりになられた方のニュースをみました。
他にも 若い方、 働き盛りの方、 自殺は増える一方です。
栄養~ホルモンのことを勉強するほど、
ぜひとも、追い詰められる前に 栄養をみなおしてほしいと思います。
先日「背中が重い」 といって来院された 30代の方がいらっしゃいました。
背中・・・というと 一般的には「整形?」 「膵臓とか胃とか?」と
悩まれるようですね
うう~~ん 話を聞き 頭をよぎったのは「低血糖・ビタミン不足・コレステロール不足」
結果は・・・ 夕方の採血で 血糖60でした! 低すぎる・・・
血糖負荷試験したら どこまで下がるのだろう。
いつも眠いそうです。
そりゃ~眠いでしょうね。。。
絶対にここで 血糖低い=糖分を。 は やめてくださいね!
かえって悪化しますから!!!!!!!
この数年 この「背中が重い」とか「めまい」「だるい」などの 訴えでいらした方で
「低血糖」「低コレステロール、タン白欠乏」「ビタミン欠損」他 栄養欠損発見率は
当院では 95%を超えていると思います
それくらい 増えていて 当たり前のようにある疾患なのです
なのになぜに広まらないのでしょうね~
って 私も以前は知りませんでしたが。
あの「いつもやる気ない人」のデータは・・・とみると
それはそれは「 低い! 」
肝機能もコレステロールも鉄も み~~んな低い。
でも「基準範囲」に入っているから 「正常」とされちゃうわけです
どんな病院にかかっても「異常なし」と言われると
「わたし、神経症?」と思い 抗不安薬などが開始され
それが利かなくなり 薬が増えていく。。。。
よく聞く話です。
ちなみに・・・・・・・・分子整合栄養医学 = オーソモレキュラーでいう
「栄養欠損」 と診断する方のほとんどは、「普通」に暮らしています。
普通なんだけど・・・
パクリですが 「朝は~眠い~ 昼はなんとか~ 夜は~なんとかなの 私だけ~?」
とか 「だるおも~~~~~」 というCMがありますが
あれらも その症状の一つですよね。
つまり、現代の社会の中で 「だるい~」などの症状があって「普通」なのでしょうか。
日本医療界というか日本に生きていますと
みせかけの「飽食~栄養十分」 の固定概念が強いので
「ビタミン剤?ご飯食べてる人に 保険が通るわけないよ」 というのが定説なのです
ちなみに 低コレステロールやビタミン不足・低血糖の方が
当院に来院された時の「主訴」をあげますと
いつもだるい。眠い。肩がこる。緊張してしまう。
甘いものがほしくなる。カーっとする。感情に波がある。
背中が痛い。頭痛がする。
食後または空腹時に胃が痛い。吐き気がする。食事をとると治る。
この症状で、あまり病院に来ませんものね・・・
そしていつも通る壁 それは 「栄養療法は保険適応外」
それでも、私は、 ぜひぜひ 心当たりのある方には調べてほしい
ひどくなる前に ぜひ 治療・予防を・・・・・・・
せめて、 自ら命を落とす、その前に。
低コレステロール、隠れ貧血、低血糖などがあると
ものすご~く 「感情の起伏」がでるので
カ~~~~~~~~~~~~~っ とするか
ドヨ~~~~~~~~~~~~ン と思い詰めます
生きている絶望感に襲われる方もいらっしゃいますね
でも きっと、食事や栄養の取り方で 改善は期待できます
栄養欠損の気分の落ち方について
M師匠がおっしゃっていた言葉
「転がり落ちるなんてものでなく 崖のてっぺんから ドーンと突き落とされた感じ」
これは まさにそうなので
使わせていただいております
転がり落ちるくらいならまだまし・・・?
この「ドーン」の時は 理性を失いますから・・・
症状が悪化するとき、 治療で改善しようとするとき
この「ド~~~ン」に 振り回されずに
頑張りましょうね。
うつには「励ますな」が鉄則ですが
栄養欠損由来の うつの方は たいていにおいて
「大丈夫、頑張れますよ。」 の言葉が
けっこう いいみたいです。
余談ですが
風邪にも ビタミンCやB,オリーブ葉とか
試してみてください。