大切なのは、毎日の食事と生活習慣です

私たちの身体は、60兆個の細胞でできています。その細胞を作り、機能を維持しているのは「口から入る栄養」です。蛋白質やビタミン・ミネラルなどの栄養によって、私たちの脳、ホルモン、髪、皮膚などが作られています。
偏った食事、精神的ストレス、放射能や紫外線、着色保存料などによって細胞がダメージを受けることが「病気」のもとになります。慢性疲労、うつ、肌のトラブル、肩こり、冷えなどは毎日の食事や生活習慣が原因かもしれません。

栄養欠損の原因

胸が苦しい、息が詰まる、動悸、めまい、不安、キレる、悲しくなる、ダイエットしてるのに痩せない、むしろ太る、過食をしてしまうなどの症状がみられる場合は、まず食事の内容と生活習慣を見直してみましょう。

ジャンクフード、カフェイン、スナック菓子、精製糖質の過剰摂取による症状

砂糖などの精製糖質を過剰に摂取し続けると血糖値が高くなり、それを下げようとして膵臓から「インスリン」がたくさん出ます。その結果、血糖値が下がりすぎてしまい「反応性低血糖」を引き起こします。

うつ、パニック、不安、自立神経失調症
低血糖症は、うつ、キレる、パニック、動悸、めまいなどの不快な症状を起こします。低血糖症は様々な精神疾患と似ています。

肥満、生活習慣病
運動をせずに、精製糖質を過剰摂取すると肥満や高血糖、生活習慣病を引き起こします。

副腎疲労
過度のストレスや偏った食事、腸内環境に乱れや過剰な糖質の摂取で副腎の動きが悪くなることにより副腎疲労を起こします。副腎疲労になると、病気に対抗したり治したりする能力が低下します。副腎ホルモンは、血糖値と深く関わっていますので、副腎疲労に なると血糖が不安定になります。ジャンクフード、コーヒーなどのカフェイン、スナック菓子などの精製糖質は症状の悪化の原因になりますので控えましょう。 ただし、副腎疲労の方が厳格な糖質制限を行うと「全身の力が入らない」など、逆効果のこともあります。白米、パン、お菓子、砂糖などの精製糖質は控えて、玄米などの未精製のものや野菜などを適量摂取しましょう。

食事療法について

様々な疾患の改善・予防には食生活の改善が重要であり、治療のポイントにもなります。

主食

お米なら玄米や発芽玄米、パンなら全粒粉のような未精製のものにしましょう。
白米、白いパン、麺類(うどん・ラーメン・そうめん)などの精製された糖質や小麦製品などはなるべく避けるようにしましょう。

不足すると起こる疾患
エネルギー不足

蛋白質

大豆と大豆製品(豆腐・納豆・油揚げ・湯葉・おからなど)、魚介類(魚・えび・いか・かに・たこなど)、肉(牛・豚・鶏・羊など)、卵、をバランスよく食べましょう。
ただし、蛋白質の大量摂取は消化に負担をかけることがあるので注意が必要です。
マグロやクジラなどの大型魚は重金属の水銀が多く含まれているため過剰摂取は控えましょう。
肉の加工品(ハム・ベーコン・ソーセージ)や魚の加工品(はんぺん・ちくわ・かまぼこ・魚肉ソーセージ)は発色剤や保存料、砂糖が添加されているので注意しましょう。肉・乳製品については個人差があるためご相談ください。

不足すると起こる疾患
代謝障害・疲れ・筋力低下・血管脆弱・発達障害

油脂

オリーブオイル、青い魚の油、アマニ油、シソ油、エゴマ油など良質なものを摂りましょう。バターやラードは適量にしましょう。
トランス脂肪酸=マーガリン・ショートニングは摂取しないようにしましょう。
リノール酸(サラダ油)の過剰摂取は避けましょう。油脂類の再加熱や長期保存も控える方が無難です。

不足すると起こる疾患
エネルギー不足・疲れやすい・冷え・ω-3系のあぶらが不足するとアレルギーや皮膚疾患、脳トラブル

乳酸菌

ぬか漬け、キムチ、ザワークラウト、ヨーグルトなどです。
腸内環境を整える為に乳酸菌、ビフィズス菌などを摂取するようにしましょう。
腸内環境は、加齢やストレス、乱れた食生活によって悪化します。善玉菌が減り悪玉菌が増え、腸内バランスが乱れると便秘や下痢、免疫力低下、うつなど、さまざまな不快な症状を引き起こします。乳酸菌を増やし、砂糖などの精製糖を減らしましょう。砂糖や甘い物は腸カビのもとになります。
腸は毎日の食べ物や飲み物などの栄養を吸収してくれる大切な場所です。吸収された栄養は、食べた人の血液や体質を決定するようになります。
腸は最大の免疫器官で人の体の全免疫の多くが腸に集中していると言われています。腸内環境を整えることで様々な疾患の改善・予防に役立ちます。ただし、乳製品の摂り過ぎは要注意です。

腸内環境が関与する疾患:副腎疲労、便秘、過敏性腸症候群、がん、アトピー性皮膚炎、肌あれ、花粉症、喘息、食物アレルギー、自律神経失調症、うつ、不眠症など

野菜

緑の濃い野菜(葉物野菜・ピーマン・ブロッコリーなど)やキノコ類を食べましょう。

食物纖維

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、それぞれ効果が違うのでバランス良く食べましょう。
水溶性食物繊維:リンゴ、こんにゃく、海草類
不溶性食物繊維:大豆、ごぼう、小麦ふすま、穀物

果物

糖度の高い果物(メロン、みかん、桃など)は少量に、新鮮な果物を適量食べましょう。アボカドにはほとんど糖質は含まれません。
ドライフルーツや市販の果物や野菜のジュースは糖度が高いので注意が必要です。

調味料

醤油、マヨネーズ(無糖)、味噌(糖度の高い白味噌以外)を使いましょう。 みりん・ケチャップ・ソースなどの甘い調味料は、使いすぎると糖分過剰になります。

塩分

天日塩、岩塩などの天然塩を摂取しましょう。
精製塩(マグネシウムなどの必須ミネラル分がほとんど取り除かれている塩)は控えましょう。

飲み物

お水、お茶、未調整豆乳など糖の少ないものを摂りましょう。水分はしっかり補給しましょう。
糖分の添加された清涼飲料(ジュースやスポーツドリンク)・糖度の高い果汁ジュース・コーヒーなどのカフェインを含む飲料は避けるようにしましょう。また、アルコールでは糖質の多いビール・日本酒・紹興酒などの醸造酒は避け、焼酎、ウイスキー、ブランデーなどの蒸留酒にしましょう。アルコールは種類にかかわらす多飲すると肝臓に負担をかけ、栄養素を破壊しますので適量にしましょう。

菓子

質のよいナッツ類(アーモンド・ピーナッツ・くるみなど)を食間に適量食べましょう。
ケーキ・チョコレート・クッキー・アイス・お煎餅・スナック菓子などの精製糖質は控えましょう。

その他

防腐剤、着色料、保存料などの食品添加物、アスパルテーム・サッカリンなどの人工(合成)甘味料、インスタント食品、抗生物質の乱用、タバコ、農薬、殺虫剤などは避けましょう。
電子レンジ、IHは極力控えるようにしましょう。パソコン、携帯電話の長時間の使用などは控えましょう。
睡眠を充分にとり、適度な運動を継続してください。

お食事方法

蛋白質(大豆・魚・肉・卵)、野菜、油脂、乳酸菌をバランスよく食べましょう。
普段の食事において、おかずを中心に食べて精製された主食や甘いものを控えるというのがおおまかな考え方です。

1,食間を長くしない

<お勧めの間食>
ナッツ類、炒り大豆、スープ、味噌汁、野菜スティック、納豆、ゆで卵、チーズ、豆乳ヨーグルト
※アレルギーには注意が必要です。

2,食べる順番

野菜(食物繊維)→肉・魚(蛋白質)などをしっかりと→主食を少なめ
食事の際には、空腹時に精製糖質を最初に食べると血糖値が急上昇しますので上記の順番でお召し上がりください。
玄米がお勧めです。白米や麺、パンなどの単独摂取は控えましょう。

3.よく噛む、リラックスして食べる

一度に口に入れる量を少なくしてゆっくりとよく噛んでお召し上がりください。噛むことも消化の一部です。
リラックスして食べることで消化を助けます。早食いや緊張状態は、自律神経バランスを崩し、胃腸に負担をかけます。

腸の働きを大切にするために、乳酸菌などの善玉菌を摂取しましょう。
アマニ油、エゴマ油、青い魚の油などのω-3系油を摂取しましょう。
偏食に注意し、何でもバランスよく食べましょう。
水分をしっかり摂りましょう。
塩分は、ミネラルを含むものを適度に摂取しましょう。
便検査やIgG遅延型アレルギー検査(※)を行い、食材のアレルギー対策をしましょう。

どんな食材もフードローテーション(同じものを食べ続けない)を行うことをお勧めします。

※IgG遅延型アレルギー検査とは、食材によって数時間後にだるさや蕁麻疹などの体調不良を起こす、ゆっくりと症状のでるアレルギーです。

食事療法コラム

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