快食 快眠 快便

こんばんは。
寒いですね。朝も夜も。
そして乾燥しています。
保湿、水分補給をしないと。
 
 
 
 
 
さて、題目のこの健康大三原則に 順位つけるとしたら。
 
やっぱり 私は 快食 譲れない。
快食 快眠 快便。
寝なくても食べる?
いや、快便も 快眠も・・・
寝ないとおかしくなる。
出さないと、おかしくなる。
 
順位はつけられませんね。
この3つは どれも大切です。
 
 
私の外来で 症状として多い順は
慢性疲労、パニック&めまい、便秘(または下痢) が断トツ トップ3です。
次が 摂食障害(過食)と肌荒れ、不眠が 同程度。
ま、便秘or下痢があるくらいの方は
そもそも消化管の機能が乱れているので
食欲も乱れ、偏ったものが欲しくなり
栄養状態が偏るので 脳にも栄養が足りなくなり
睡眠が乱れるので ぐっすり眠れないということも 伴うわけです。
ストレスがあって疲れると、血糖値が下がるので甘いものを異常に欲しがり
そこでチョコなどを食べると 血糖値の乱高下が起こり
糖代謝によって 睡眠に必要な栄養が使われてしまいます。
 
全部身体はつながっているのです。
きちんと 眠れる
きちんと 食べられる
出るもの出す 必要なもの残す。
大切なことです。
 
これって 人として当たり前のようなことなのですが
それができない方が増えています。
ストレスが多いから?
余計な食べ物が多いから?
環境も汚染されているから?
 
そもそも。
快食:食事が快適というのは
結構ステキなめぐりあわせがないと存在しないのかもしれません。
まず
おいしくて 質のいい食材に出会えるか
それをおいしく 質がいいままに調理できるか
作ってくれる人の体調はどうか(自分でも自分以外の人でも)
美味しく味付けできるか
味覚にも亜鉛その他の栄養が関係しています。
添加物などはないか
バランスが取れているか
美味しいと味わって 幸せに食べられる環境か
早食いしないで済むか
リラックスは出来ているか
食べる時間は消化に適しているか
食べる自分の身体に食べ物を受け止める力があるか
→もたれず 胸焼けもせずおいしく食べられるか。
これらがうまくいく時ってすごい奇跡のようだと思うのです。
 
最高の食事ですね。
食事の奇跡。
(おいしい関係っていう漫画があり
作る人の体調と食べる人の体調について そういうコマがありました)
 
胃腸の調子がいいってことは
胃腸は自律神経支配なので、自律神経の働きがいいということです。
 
自律神経は全身において連動するので
胃腸の調子が良いということは
心臓や気管支、あちこちに走っている自律神経の働きがいいので
動悸もしなければ 変な咳もしない
緊張しないので変な汗もかかないわけです。
 
 
 
逆に言えば いつも緊張して自律神経がおかしくなれば
なんだか不整脈や動悸もするし
不眠になる
消化が悪くもなるし 食欲が落ちる
便通も悪くなる
また栄養の消化吸収が落ちるので
ますます栄養不足になり
脳に栄養が行かなくなれば 不眠にもなるし
うつっぽくなる、疲れるわけです。
 
 
快便も同じです。
腸の蠕動運動は自律神経がおこなっている
性能のいいホースです。
そのホース自体の壁の質、動きはいいか
ホースの中身は いいものが流れてくるのか 腐っていないか
未消化の物などが流れてきたら腸にとっては負担です。
ストレスがかかれば下痢や便秘をおこします。
大切な発表の前に、試験の前、
彼氏とお泊り(笑) などで 便が出なくなったり
かと思うと急にお腹が痛くなったりしますよね。
↑ なので 自分は 人とそんなに旅行できないタイプ(笑)
 
家族でも遠慮してしまう方なので
自分専用のおトイレがあればいいのに。
 
という
あり得ない願望はさておき、、、
便を出したいけれど
トイレにリラックスして行ける環境にないので我慢してしまうと
今度は「出ろ」と念じても 出ないのです。
 
自律神経支配だからです。
自分で律動する(自分で動いてくれる)神経なので
願ったり念じたりしてもどうにもならないのです。
子どもの腹痛も、そんなことが多々あって
仮病では?と周囲に言われがちな 子どもの腹痛は
あながちウソでもなく 本当に急に痛くなったり治ったりするのです。
 
水分が足りないだけでも便通異常がきます。
変な食べ物食べれば 善玉菌壊されますし
不必要に抗生剤を飲めば また善玉菌は壊されます。
だから抗生剤を飲むと多くの方が下痢をするのです。
ピルやステロイドの 腹部の副作用も有名です。
でも慢性便秘、慢性下痢は
やはり毎日の食生活、ストレス管理が大切かと思います。
快便ということは 健康な証です。
 
快眠!
これが 私の弱点だったのですが
寝れば、気分がいいわけです。
睡眠不足そのものも これまた自律神経に関係するので
鶏が先か 卵か・・・?ですね
 
嫌なことがあっても 寝れば治る。
寝る子は育つ。
 
眠不足だとイライラする。
ぐっすり眠れると幸せ。
 
 
 
 
まとめると
快食 快眠 快便は
どれもが関与しあっているので
快食ならば快眠 快眠ならば快便 快便ならば快食
ということが成り立つわけです。
食欲もなく 便通も悪いのに
ものすご~~くよく眠れる ということはあまりあり得ないことです。
(私は寝てます という方もいますが 質がどうなのでしょう?)
善玉菌を摂って腸を整え
リラックスするようにしたら 「食欲がわいてくる」
わけです。
で、 質のいいアミノ酸やビタミン、ミネラルやあぶらを摂ると
ぐっすり快適に眠れるようになっていくわけです。
もちろん、なんでも完璧にしようなどと思うと
それこそストレスになり 脳も自律神経も病んでしまうので
美味しいとこどりをしましょう。
 
自律神経って すごいですよね。
 
できるだけ 質のいいものを  リラックスして食べ
善玉菌を摂り
夜は寝る。
 
ということで
 
ではまた。
 

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