糖質

こんにちは。
週末は いろいろ張り切ってしまい
月曜日にリバウンドする月曜日症候群(なんだそれ?)でございます。
 
ところで
最近よく患者さんや 知り合いの方に聞かれることですが
「糖質制限をしたら なんか具合が悪くなった女の子がいて・・・」
そうなのです。
こういう現象が 糖質制限が流行るほど増えていくかもしれません。
糖質制限が流行っており
私ももちろん推奨派ではございますが
ダイエットを目的とする、糖尿病の治療を目的にする糖質制限と
もとから弱っている方向けの糖質制限は違う点があるので
気を付けないといけないと思います。
そして もともとスリムな方が(栄養が不足している場合は要注意です) もっと痩せたいといってダイエットをするときはなおさら
気を付けなければなりません。
4/20のセミナーは ダイエット(痩せる意味)と糖質制限の話だけが多かった、
うつや 子供のための話が少なかった
というのは 当日のアンケートでもありましたし
先日知り合いの方にも聞きました。
すみません、どうしても初めて「糖質制限」を話す場合は痩身、糖尿病の改善の糖質制限がメインになってしまうので。
でも私の周囲には 痩せることではなく
栄養の選択の方法の一つとしての糖質制限が必要な方が多いです。
太っている=栄養はすべて過剰とは限りません
痩せている=たりない  でもないのですけれど。
人は見た目と中身は 血液上も 本当に違います。
 
私、初期の頃(昔のブログを読み返す勇気がないですが)
どんな人にも 糖質は制限した方がいいのではないかと思っていました。
それぐらい、今の食事は 糖質が過剰だからです。
外来で
「随時血糖」=空腹ではなく 抜き打ちで 食後いつでもとる血糖値

80を切っている人には=低血糖症なので
糖質過剰~高血糖~高インスリンによる「反応性低血糖」
が多いという概念が頭を占めていて
(それくらい朝からチョコレート、アイスを食べる人が多くいましたので)
きちんと 糖質を制限してね と言い続けていました
でも たとえば食後数時間以内に起こす反応性低血糖のほかに
慢性的なストレスやがかかりすぎていて 副腎が疲労したり
もともと腸が弱くて善玉菌が不足したり 免疫が落ちていたりする人の場合
糖を作り出す機能、肝機能やその酵素の不足が弱っていたら・・・
まったくエネルギーが作り出せないことが多いのです
つまり 超極端な糖質制限は 身体がフラフラしてしまうし
気力も落ちる可能性があります
でもこの話は 個人個人で きちんと話さないといけません。
「糖質制限も慎重にやっていきましょう、
過剰な摂取はダメですよ、まぁ、それだけでなく
他の栄養を摂りながら・・・」という自分のセリフが
「糖質制限そんなにしなくてもいいらしい」ので
デザート類やお菓子を いつもとっていい・・・に
置き換わっていくことは たまにあるのです
(そうは 理絵は言っていないのですが・・・)
たとえば 夕飯を7時頃にとって
朝方の5-6時頃に 猛烈に低血糖を起こす場合は
すでに 反応性低血糖ではないので、
就寝前の対策が必要になります
基本はアミノ酸やビタミンB群ですが
猛烈な低血糖になるならば 治療の初期には
ごく少量の 玄米などのでんぷんを 摂ってみる必要の人もいます
でもこれも「てんこ盛り食べろ」ではないので。
ゴルフボール1-2個の量くらいで済むことが多いですし。
そもそも なんでいつも(または不意に)低血糖になるのか
その原因を探っていかないと
こういうタイプの低血糖は治りが悪いです
栄養療法を始めたころの自分の患者さんには
「甘いものが大好き」な方が多かったので
それをやめさせたら みるみるよくなったので
低血糖は 食事さえ気を付ければ 結構治せる!
と思いあがっていた部分があるのですが・・・
糖質をそんなに食べない自分も含め
徹底的にやっている方のなかにも
難治性の 低血糖・栄養欠損の人が増えています
何をどう増やしても改善がない人。
それにはきっと理由がありますので
糖質制限オンリーではなく きちんと様子を見ながら
治療してほしいと思います。
飽和脂肪酸だってほどほど がよくて
どんな本にも「肉だけ食べろ」とは書いてありません
「肉もたべてOK」です
やはり食物繊維、野菜だって必要なのです。
まー自分もありとあらゆる(痩せる)ダイエット経験者ですので
「これはいいらしい」 というと やりたくなるのはわかるのですが
特に精神的に弱っている場合は 気を付けましょう。
 
というか それだけ 患者さんが(栄養に興味を持つ方)が増えた
いろいろな症例が増えたのもあります。
 
今日は 真面目に終わりにします。
たまには。
ではまた。
 
あ!
今 英語の勉強を(小学生レベルなのですが)していて
Row row! row! your boat
Gently down the stream.
Merrily merrily merrily merrily
Life is but a dream.
これ きっとどこかで聞いたことがある方が多い歌♪なのですが
よく考えると 小学生が歌うにしては実は・・・
奥が深い歌ですー
ボートをこげ!こげ! 流れに沿って ゆっくりと
楽しく!陽気に!人生はただの夢。。。
 
  「人生は 流れに沿って ジェントリーに、楽しく!!!
でも夢のようなもの」

ですって。
 

コメント

  • コメント (4)

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    • yoshiko
    • 2013年 6月 11日

    いつもためになるブログ、まめに更新していただき、感謝いたしております。本当に勉強になります。
    だれでも、どんな人でも糖質制限をすればいいというわけではない・・・目からうろこでした。
    わたしは、先生のブログを拝見する限り、血糖値が常にあまり上がらないタイプで副腎疲労があるのかな・・・なんて思ったりしています。
    今、Mクリニックの血液検査の結果待ちです。
    ここ半年間、体調が悪く(うつ症状)糖質制限をかなり厳しくやって来たのですが、それほど効果は無く・・・
    半年経って、ようやく元気を取り戻しつつあります。が、また職場復帰すると悪くなるんだろうな・・・と心配しています。
    ゴルフボールくらいの玄米は良しとして、食事の最後に摂るようにしようかな・・・なんて考えています。

      • rie
      • 2013年 6月 11日

      >yoshikoさま
      こんばんは
      血糖値が一見上がっていないようにみえて 小刻みに変動するのかもしれません
      お腹がすいたときに 糖を作り出す 糖新生(肝臓の働き)が
      そもそもうまくいかない人の低血糖はしつこいでしょう
      肝臓と膵臓と副腎と   なんといっても 腸!ではないでしょうか。
      腸に届けるには 胃の消化があって
      その胃に入れる前には 口があって 咀嚼があって
      歯のことがあって。
      何にしても精製糖は だめですが・・・
      自分がなぜにだるいのかの理由を 探ってみるのも面白いと思います
      人の、動物の、 生あるものの仕組みって  すっごいなーーーと思います
      M先生は 本当に立派で素敵な先生です
      師匠がいなかったら わたしはいまここで こんな風に暮らせていなかったかも。
      今もたまにつらいけど
      あ~生きてて 息がすえて 笑える感動を
      原因不明で悩む方につい おせっかいながらもおつたえしたくて
      未熟ながらも 頑張りたいです
      ゴルフボールサイズ も じつは M先生の アドバイスの発言を
      使わせていただいております(笑)
      でもくれぐれも 復帰後無理はダメですよ
      世間から 低血糖や副腎疲労なんて 理解は得られないですまだまだ。
      真面目な気質の人はなおさら 副腎疲労になりやすいので・・・
      でも 原因があって こうすれば よくなるかもしれないって 知識を得ると
      つらくとも頑張れる時があるような。
      いつまでも 闇の中なのでなく
      自分で自分をコントロールできる、
      今はちょっと働きすぎても 明日は眠って 何を食べて・・・
      と 自分で できるのが いいことだと思います。
      M先生に よろしくお伝えください。
      自分の周囲のDrにも 低血糖も 副腎も うつと栄養も伝わりません
      一般の方ではなおさらせつないでしょうけれど
      じわじわ 広まることを期待したいと思います。
      ではまた。
      理絵

    • おんぷ
    • 2013年 6月 11日

    人間相手というのは難しいですね。
    一人一人顔が違うように 隣の人にはこれが良かったからといって同じ結果になるものじゃない ということですよね。
    それをちゃんと伝えているつもりでも相手の受け止め方も千差万別。
    あ、私がよくやってしまうのが 「やっているうちにオリジナル解釈になっている」 です。

      • rie
      • 2013年 6月 11日

      >おんぷさま
      栄養~は オリジナルでいいとおもいます
      だってー遺伝や 環境で全然違うんですのものー
      性格も 周囲も。
      何の特産品が有名なのか
      交通網が発達してるのか・・・
      自治体の協力は?とか・・・
      支える人がいるのか
      理解されてるのか・・・
      音楽もそうですよね
      同じ曲で 楽譜の種類がたくさんあるうえ
      弾き手によってまた違ううえ
      聴き手によってどれだけ 解釈が違うか!!!
      なんにしても 無駄なものはいれないことが
      栄養療法の原点かも・・・
      ではまた~~
      理絵

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