副腎疲労②

こんばんは。
なんだか 自分こそ 副腎を大切にしないと・・・
という慌ただしい毎日でしたが
ほぼ毎日のように 自分の分身(というのはおこがましいでしょうか)のような方とお会いすると
患者さんが動けないのは・・・やる気がないとかの問題でなく
それは、何らかの原因があるのだとお伝えしたくなり
その医学的機序を話したくなります。
栄養欠損の初期の方は 考えがまとまらないので
くどくどお話したら・・・疲れてしまうというのに、つい。
もっともっと 多数の患者さんがいるであろう
副腎疲労や栄養欠損のこと
知ってほしいな と思って。
 
副腎疲労のある方は 昨日も書きましたが
ストレスが一番よくありません。
 
そして、副腎が疲労するくらいの方は 肝機能が弱っています。
肝臓に貯蔵する栄養が足りない、
そして肝臓の仕事である 栄養の合成や 解毒、代謝などの機能が落ちるので
過激な糖質制限をすると ヘロヘロになってしまいます。
(かといって、チョコなどのお菓子を摂っていいわけではないのですが)
そして他の多くの栄養素が欠損しています。
栄養が欠損するから低血糖で
低血糖になるくらいなのは栄養欠損が見られることが多くて
低血糖を起こすくらいの時は 大抵副腎の機能も弱く
腸管にも何か問題があるので 便秘や下痢も存在したり
排便があると言っても 質が悪いなどのことがあります。
ストレスがかかっている人が多いので
自律神経を病みますから
また消化器の機能も落ち、心臓や気管支の機能も乱します。
なので 動悸、胸痛などの 心臓の症状や
息がすえない、原因不明の咳がつづくなどの気管支の症状も出やすくなります。
 
栄養が足りず、ストレス過多、副腎疲労があると
食事を作る元気もなくなるので お食事がおろそかになっている方が多いです。
悪循環。
また、副腎は 血糖と関係しますので
副腎疲労があると 血糖値を保ちにくく 低血糖を起こし、
チョコや菓子パン、麺類やハンバーガーなどの 精製糖質を欲します。
そこでそれを摂ると これまた悪循環なのです。
また血糖値が上がったり下がったりもしますし、
トランス脂肪酸なども入ってしまいます。
 
栄養のあるものを食べないと。
 
副腎疲労があるから 低血糖も起こす(眠気やだるさがでます)
甘いものや精製糖質を摂りすぎると ビタミンなどの 消費が進む
低血糖は 人にとって 生命の危機になるので
血糖を上げろという司令が脳から出て
これまた 副腎が アドレナリンという、血糖を上げつつも興奮させるホルモンを出すので
そこで 興奮状態、切れやすい、パニック、不安などを起こすことがあります。
副腎疲労があると 低血糖の原因にもなるし
低血糖の方は 副腎を酷使することになります。
どっちもどっち。
というか 鶏が先か卵が先か。
 
まとめますと
ストレスから、どうにかして離脱する。
食事の内容を見直す。
チョコやお菓子などの摂取を控え
アルコールを控え
乳酸菌などの善玉菌を摂ること、
よいあぶらを摂り蛋白質を摂り
野菜を取り入れ
早食いをしない、
運動を適宜やって早寝することです。
これ、結構難しいのですが・・・
でも、ぜひ、楽しく生きるために
ぜひ、気を付けてほしいことだと思います。
ではまた。
 
 
 
 

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