こんばんは。
副腎疲労かと思われる方に最近よく出会います。
そういう概念が少しづつ広まっているのか
インターネットのおかげなのか
患者数が増えているのかもしれません。
ストレスが増えているし。
食べ物が乱れているのは明らか。
添加物のない食材を買って食べようとしたら
すごく根気のいることで
なかなか現実難しいでしょう。
副腎疲労やうつの方、摂食障害、その他いろいろな疾患で
何が一番患者さんを苦しめるかと言うと
「誰も助けてくれない」ことです。
誰もわかってくれない。
副腎疲労の朝寝坊、夜は元気 と言うパターンは
場合によっては
単に怠け癖・夜更かし癖 と とられることもしばしばありますし。
本当に悪気なく 体が動かなくて
重い金属になったように体が動かないのです。
誰も助けてくれません。 というメールをいただいたとき
あぁ、そのセリフ!何度一人で叫んだかなーと
胸が締め付けられました。
あれは何年前?
命の恩人に
「それは辛かったでしょう。栄養欠損ですよ
大丈夫、よくなりますよ」っていう言葉を聞いたとき
本当に、真っ暗な闇のなかに ちょっとだけ光がともりました。
ちょっとだけって失礼ですよね、
でも光はちょっとでも、助けてもらえる、助かるんだ!という
ものすごい感激ではありました。
その後 コツコツ 食べることの改善
いろいろやっていくうちに
そのちょっとの光が 気がついたら パーッとあたり一面明るくなった感じです。
気がついたら、闇じゃなかった感じ。
ここを乗り越えるときに、誰か理解してくれる人がいると
とても心強いです。
その後も試行錯誤し
だるいーと言ってはごろごろし
ちょっと元気になると無理をして・・・の繰り返しですが
少なくとももう 誰も助けてくれない と言う環境ではなくなったこと
多くのドクターが 栄養療法をいろいろ調べて
お互い情報を伝える機会が増えたことが救いです。
患者さん、これをお読みくださる方のなかにも
「誰も助けてくれない」と思う方も多いでしょう。
実際その方のプライベートな悩みを解決してあげることはできませんが
出来合いの、添加物の多い食事や精製糖質だらけの食事 から
身体にやさしい 新鮮な食材、発酵したもの などなどに変えることでも
人の脳、気持ちは変わっていくということを
ぜひ一人でも多くの方に知っていただけたらと思います。
とにかく、腸内環境、食べるもの、睡眠です。
いやなことがあっても 乗り越えられる身体・脳になりましょう。
いまでも「え、脳って食べ物が関係するのですか」と驚かれることがあります。
じゃ~脳ってどうして生きてると思います?と
聞いてみると案外
「あ、血ですか?」っておっしゃってくださる方もいます。
その通りで
血が全身に流れてて
その血には栄養素があって 細胞に渡します。
栄養素は胃で消化され 腸で吸収され
血液となって体中を巡り
肝臓が、解毒や貯蔵をしてくれて
それ以外の臓器が皆助け合っているんです。
身体のすべてはつながっているので。
食べ物をきをつけて
まずは腸の善玉菌を増やしましょう!!
そういえば 今日久しぶりに「いじやける」って
言葉を使いました。
何とか標準語を話したいと思っていますが
40年以上も宇都宮在住なので
つい、時たま出てしまいます。
わざと言うときもありますが。
いじやける=意地が焼けるのでしょうか?(不祥)
とにかく腹が立つ 頭にくる
イラつくの最高級形のようなニュアンスです。
あ、実際いじやけたのではなく、
栃木のNo1方言ってなんだろう、と考えておりましたので。
栄養と睡眠で いじやけることは皆無になりました。
それだけでも、人生ラクです。
それではまた。
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理恵先生、今晩は。
予約日に行けなくて、近くの病院で薬をもらって何とかやっています。
先生のコラムを読んで、腸をきれいにすることを心がけています。でも、ストレスは付き物で、ナカナカ手強いです~。
質問なのですが、
胃X線検査未受診のお薦めと新聞で読んだABC検査って、先生のところでもやっていますか?会社の定期検診ではやっていないし、バリウムや胃カメラも気が進まないし、
採血でわかるのならって思いました。
宜しくお願いします。
>たいみー様
こんにちは。お元気ですか?
ABC検診は 今まで自由診療の方で細々とやっておりました。
でも、当院の内科の方で、検診として取り入れますので
いつでもご相談ください。
胃の委縮、、、
栄養とストレスが関与しますから
気を付けるのが一番です。
でも、確かに ストレスから逃れるって難しそうですよね~
どうしたらいいのでしょうね。
何にしても笑うこと?
ではまた。
理絵
先生、ありがとうございます。
近いうちに、問い合わせしてみます。
>たいみーさん
よろしくお願いいたします。
理絵