薬中毒と 風邪

また 消えた・・・
書きかけの 文章が・・・
全部消えた。
もう一度 書くの・・・・・・・・
脱力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うむーーー
ずいぶん風邪が流行ってきていますが
患者さんから
「風邪が長くかかっているので
 抗生剤をいただかないと 治った気がしませんから
 抗生剤ください」
と言われ
おとなげないわたくしは
「それを診断するのが 医師の仕事なので 
 薬を指定されるおぼえはないです」
 と 叫びたいけれど ぐっとこらえておりまする。
おとなげでましたか?
以前はいちいち たたかって説明していましたが
薬出す出さない でもめて
あとから電話でまた文句言われてもなんだし
最近 丸く?なりました わたしも・・・
治った気がする っていうのも
それもプラセボ?
プラセボのために
くすり乱用していいのでしょうかねえーーー??
でもね
あまりに 「くすり」 を求める方が
多すぎる気がします。
もちろん 悪化して こじらせたくないですが
たとえば インフルエンザ=未治療だと 悪化して 危険な目に!
という過剰報道が多すぎませんか?
もちろん 受験や大事な仕事を控えていたら
かかりたくないのはもちろんですが
かかってないのに いつも飲んでるのって
どうなのだろうと思います
この前 1か月の間に
7回 インフルエンザチェック 7回されたケースがあったとか・・・
その患者さんも大変ですねえ
そんな・・・
保険も通らないだろうし
そもそも インフルじゃないと困るみたいですよ(笑)
インフルエンザと診断されれば 会社や保育所が安心?
なんちゅう時代になったのでしょう。
そうでなかったら  何の熱ですか  って 求めるのって・・・
この世界に 数えきれないウィルスを
断定することなんてできません
しかし。
インフルチェックの綿棒
以前よりは柔らかくなったものの
痛いですよね。7回も。
普通の風邪は 多くはウィルスが原因です
一部が 菌です
菌にしか抗生剤は効きません
処方された抗生剤が 3-4日で効いたのは
自分の治癒力で治ったからかもしれませんよ?
もちろん 菌による肺炎や中耳炎で
一時的に使わないとダメなことがあります。
でもこの現実・・・・・・・・・・・・・・
以前にも申し上げたかもしれませんが
抗生剤使いすぎて
菌がさらにパワーアップして 効かなくなる。(=耐性菌)
将来  もしも ぜんぶ 耐性菌だらけ!
なんてなったら コワーイですねえ
抗生剤が効かない菌だらけ。
いえ、わたしは なんでもかんでもアンチ抗生剤なのでなく
ただ
やたらと使うものではない!といいたいのです
抗生剤だけでなく・・・
最近も
「熱があるので
もってた インフルの薬を もう飲んできました」   ・・・
っていうことが 少なくないのです
子供に飲ませました  とか。
なんとも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
熱だけで???
というか
熱って何度ですかと聞くと
『36度です』 ときっぱり言われると
うーーーん。。。
理想の風邪の治し方。
気長に  熱があれば 発汗させて 水分補給して
身体休めていれば
風邪も一つの デトックスです
栄養が落ちていれば 蛋白源を入れる。
風邪に 卵酒 って言う昔の知恵は一理あるのでしょうね
そこで ビタミンCなどの抗酸化剤が おすすめです。
昔から風邪にはビタミンって有名なのに
「そんなんで治るか」って言う風潮になったのは
なぜなのでしょうね。
文化の発達?薬の発達???
・・・・・・・・・・・・
まぁでも
そんな気長な治し方ができない場合は
それでもいろいろ対症療法
身体に優しくしてくださいね。。。
おまけですが
菌を殺すってことは
お腹(腸)にいる  善玉菌まで 殺すのです
女性の膣にいる 子宮を守ってくれる門番さんの菌まで殺すから
抗生剤を飲むと 膣カンジダという カビが生える方がいらっしゃるのですよ。
解熱剤だって
身体が 敵(ウィルス・菌)と闘うための反応ですから
熱性けいれんや ぐったりして弱ってしまう などを除いて
むやみに飲むものではないです
風邪をひいた後に
実は結構スッキリする ような 風邪の経過が
一番 理想です。
ではまた。
なんか、 もとの文章と
違う気がする。
でも、仕方がないので・・・

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