こんにちは。
とてもご無沙汰しました。
毎日まだ暑いので体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ところで、最近も「更年期」特有の辛い症状で来院される患者様が結構いらっしゃいます。
ほてり・ホットフラッシュ、肩こり、疲れ、焦り、不安、パニックなどなど。
更年期というのは、ある程度の年齢(50歳前後の数年間、個人差あり)の女性の
加齢とともに卵巣の機能が低下して閉経する年ごろのことを指します。
閉経期、更年期に起こりやすい上記のような症状を「更年期症状」とよんでいて
50歳前後でなくても、10~30代の方にも、過剰なストレスや偏食、ダイエットなどによって卵巣の機能と 脳、自律神経のバランスを崩すことが原因です。
逆に言えば
年齢的な卵巣の衰えがあっても、もともとの生活習慣で栄養状態や自律神経が整っていれば、更年期症状は少なくて済みます。
50前後というものは、家庭的にも社会的にも いろ~~~んなしがらみやストレスを抱える年ごろなので、大変なのですよね。。。
先日 私よりも勤務年数が長い、片腕のスタッフMと
「自分たちがいよいよこの年頃になったねぇ」と話していました。
彼女は49、私は今47です。
姉のえみは52だし、2番目の友理は50だし・・・
私が諸事情あって大学の医局をやめて父の病院を手伝うようになったのが27歳の時。
産休で一時不在でしたが、その翌年からず~~~っとMと働いてきており
日中ずっと一緒に働いているのですから
実は家族よりも、賞味で長く同じ時間を過ごしているのは彼女なんだなーと思いました。
シミジミします。
我が人生で断トツに一番一緒にいるのは 姉のえみ~ですが。。。
みんな閉経期まっただなかです。
でも、えみは全くと言っていいほど 更年期?いつ?という感じで過ぎ去りそうです。
私は以前にひどい副腎疲労を患っていたので
(副腎疲労の症状と卵巣機能低下の症状は似ているところがたくさんあります)
あれより悲惨なことはあるまいと思っていますし
姉とともに、メンテナンスをしながら生きているので
きっとこのまま何事もなく過ぎるのでは、と思っています。
日々の食事、ストレスの忘れ方(ストレスがなくなることはきっとないから)、
食べることの楽しみ、女性としての穏やかさ、肌の調子などにも気を遣うこと、
余計なものを極力食べない、使わない、でも無理はしないでテキトーにするところはする、
そして何と言っても腸の調子=便通をきちんとすること などに気を付けています。
これは更年期だけでなくすべての疾患の基礎ですので、
更年期でなく、疲労や妊活や美容、アトピーなどでいらっしゃる患者さんにも
ほぼ同じ話をしますし治療も基本は似ています。
美容に気を遣う食事やほかの生活習慣は健康につながるのです。いまさらですが。
健康予防に気を付けようと言っても、今いちピンと来る方は少ないので
美容に気を使ってみましょう、そのおまけで身体や気持ちが楽になりますよと話すことが増えました。
以前は 私は内科だし化粧品に詳しくないから美容を語るのはおこがましいと思っていました。
でも、肌は臓器の一部、肌がきれいな時は内臓もいい方向に行っているときです。
ですので、どこの化粧品がいいのかはもう少し勉強しますが
添加物の少ない化粧品を使うのもよし、でも同時に腸のこと、食事、睡眠のことを大切にして、蝕まれるほどのストレスからは逃げるしかないし、
そして、いかに笑うかなどを考えながら暮らすことをお勧めいたします。
適度な運動も!
点滴などの治療については、どうぞお問い合わせください。
それではまた。
追伸
いつの間にか 新しい家族が増えております。
玄関目の赤い芙蓉が咲きました。
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