こんにちは。
またすっかりご無沙汰しておりました。
毎朝、玄関前の草花にお水をあげるのが日課です。
一緒に、スタッフが週ごと交代で掃きそうじをしております。
ガーデニング好きとか言いつつ、どうしても乗り越えられないもの・・・それが「虫」。。。
川沿いだし虫が多いのは仕方ないのだけれど、
真っ黒な身体に真っ赤なラインの入った毛虫ちゃんが
1匹ならまだしも十数匹が一つの植木鉢に群がっているのを見ると・・・
今週は 虫嫌いのスタッフと私のペアだったので
ギャーギャー騒ぐだけで退治できない、使えない二人組でした。
無駄に虫殺しを使ってしまうし(環境にも身体にもよくない)。
虫退治にとても有能な受付のCちゃんに、心の底から感謝です。
にこにこしながら動揺せずに始末してくれます。
しかし、昨日。
毛虫も今日はいないことだし、と
気を取り直して、落ちた葉っぱを拾うのを手伝っていたら
落ち葉と勘違いして ナメクジを!!!!!!!!!!手でつかんでしまって!
キャーなどとかわいい声をあげる余裕なく「うぉぉぉぉー」と叫んでしまい
スタッフも何事かとびっくりして
アドレナリンが朝から出まくって 動悸と鳥肌と変な興奮と その後の虚脱感によって
なんとも言えない一日を送る羽目になってしまいました。
これ、懐かしい感覚です。
怒っていたころによく味わっていた感覚。
アドレナリンとノルアドレナリン。
細かく述べるとこの二つの作用は少し違うのですが
人にとって、いざというときに(闘争や逃走)必要なホルモンです。
でも、栄養欠損や低血糖によっても放出され
動悸、パニック、不安感なども起こします。
イライラすることもありますし、
「怒り」がこみあげてくることもあります。
息が吸えない感じで、このまま死んでしまうのではないかという恐怖。
しかし、本当によく怒っていました。
「え、先生が?そんな風に見えない」と現在言われるのはとてもうれしいことで ←穏やかアピール(笑)
でも本当は争いを好まない気質は変わっていないと思うのですが
そういうのも吹っ飛ぶほど、よくキレて怒っていました。
その当時の自分しか知らない方は 私のことを「きつい人」と思っていたでしょう。
発症する前の私(今の私に近い)と、その時の私と、今の私を知っている家族とスタッフは
本当に人は、栄養状態やストレスで人はここまで変わってしまうのだ、と納得しています。
育児も仕事も、いっぱいいっぱいで
休めばいいのに休めない、休まないでまた無理をするので
イライラする。
キレて興奮しまくった後は必ず「疲れ・虚脱」がやってくる、エネルギーの無駄遣い。
だから、怒ることをやめればいいのに
理性がきかないのです。
オーソモレキュラーを知って治療するにつれて、改善はありましたが
治療初期は この苦しみはいつまで続くのだろうと本当に絶望していました。
でも、時間はかかったけれど少しずつ変わりました。
怒らないって とても穏やかで、生きててラクです。
いま、当クリニックで治療中の方が「いつ治るのか全く先が見えない苦しみ」に困っていることが多いので
少しずつ、少しずつとお話ししています。
すぐ治る特効薬があったらいいのですが、体質改善していくには時間がかかることもあります。
そもそも頑張り屋さん、すぐに結果を出したい気質だから患っているかもしれませんが、無理しないで治療してほしいと思います。
確かに、すぐ治りたいものですが・・・
少しずつ、確実に一歩一進んでいき、
デトックスをしていくことも、オーソモレキュラーには大切なことだと思います。
患者さんでも、初診のときと数か月、一年後などを比較すると
性格がとても穏やかになった方がいらっしゃいます。
少しずつやっていきましょう。
それではまた。
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