動悸とグリコアルブミン

こんにちは。
 
今日お話ししたいのは
当院によくいらっしゃる「動悸」の患者さんについてです。
多いですね、動悸。
動悸とは、脈拍を強く自覚すること つまり ドキドキする。です。
その原因は様々あって 不整脈や脱水、酒の弱い方が飲んだ時や緊張したときなど
経験したことがある方は多いのではないでしょうか。
ホルモンバランス異常で起こりますので
更年期に多くみられます。
更年期でなくとも女性ホルモンや副腎、甲状腺などのホルモンのバランスを崩すと
動悸はよくおこります。
動悸 には 脈が増えたり不整になっている「器質異常」のこともありますが
実際心電図をとったり 聴診器で確認したり 検査しても異常がない
・・・「自分だけ 脈を感じる」 ことも多いのです。
検診を受けていても 異常なし。のことが多いです。
いくら調べてもなんでもないから
「気のせい」というお決まり文句を言われたりします。
心臓神経症ですとか。
低血糖症や栄養欠損の方は 動悸を起こしやすいのです
不安感も。
アドレナリンなどの効果ですね。
そして、自律神経のバランス。
本当にこのまま死んでしまうのではないかと思うほど
症状がひどい方もいらっしゃいます。
今回思ったこと・・・
こういう動悸や うつを患った方が
リラックスするために入院できる病院が結構少ないことです。
そういう方は、諸事情で入院を拒みます。
とすると、家で、外来で、耐えなければなりません。
動悸やうつは、本当につらいものですから・・・
うまく、回避できるコツをつかんでほしいと思います。
 
そしてその一つの指標に「グリコアルブミン」や「HbA1C」があります。
それぞれ 血糖値の平均値をみるものです。
一般外来や検診などでは「糖尿病」を推測するのに使います。
検診の前日などに 検査が悪いといやだなということで 食事を控えれば
空腹時血糖は下がります。
でもグリコ~やHbA1cは 平均値なので ごまかし効かないのです。
どれだけ糖質をとったかわかります。
その一方の低血糖の指標にもなります。
・・・何度か申し上げているように
高血糖~高インスリン~低血糖 というジェットコースターで
低血糖の時間帯が多ければグリコアルブミンやHbA1cは低くなります
グリコ~が13より低いとか HbA1cが4.5以下などという場合は要注意です。
でも
血糖値が高い時間と低血糖の比率がラッキー?なことに同程度だったら
平均値はとても素敵。な値になりますので、
正常範囲だったから大丈夫なわけではないのです。
綱引きみたいなものですね。
他のデータと照らし合わせて考えていかなければなりません。
そして、いつも精製糖質を食べ続けて運動もせず
インスリンを無駄遣いしていると インスリンが反応しなくなり いつも高血糖=糖尿病になります。
その他、ストレスがかかり続けると
副腎ホルモンがバランスを崩すので やはり低血糖になります。
完全糖質制限だけをすればいいというものでもなく
どうして低血糖を起こすのか 考える必要があります。
ストレス、ホルモン、自律神経、栄養。
(たいてい、甘いものやパンが好きな方が多いですが・・・)
私も一時 糖質制限ばかり言っていましたが
糖質制限だけでは いまいちよくならない人たちがいることに気がつきました。
動悸が常にあって 日常生活を脅かす場合などに
自分の身体と 血液と こころ のこと 食事のこと
同時に考えてほしいと思います。
低血糖は 空腹感が強いので
血糖値をあげるために 食べていたい欲求が強いです。
しかも、糖質を。
たとえば お菓子、パン、ラーメンなどです。
無性に食べたい!というときは気を付けましょう。
血糖値が不安定なサインかもしれません。
きちんと野菜も摂って、蛋白もあぶらも いろいろ摂っていければ
食事でも結構改善できます。
うつの多くに 栄養の偏りが存在していますから。
問題は、人に言えないストレスがあって
しかもそのストレス要因から逃れられない方ですね。
それでも、栄養が満ちる身体に近づいて
いやなことがあっても なんとか耐えられる ように
なっていただきたいと思います。
 
ではまた。
 
 
 
 

コメント

  • コメント (1)

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    • cherry
    • 2013年 10月 29日

    はじめまして。統合失調症の姉にサプリメントを使用した栄養療法を取り入れて約1ヵ月経ちます。ただ、栄養療法を取り入れるけとには、本人は納得して始めたものの、妄想がまだ取れないため、医師から言われている糖質制限が全く出来ません。甘い菓子や菓子パンを食べています。妄想があるので、こちらの糖質は良くない、という言葉は通用しません。このような性質の病気の場合、どのように食事療法をしたらよいのか?途方にくれています。かかりつけ医院は非常に栄養療法で有名なとこころですが、このような場合の対処方法にはサプリメントを増やす以外の答えはありませんでした。先生はどのようにお考えでしょうか?ですが、このような場合の対処方法には答えがないようでした。

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