早食いと副腎疲労、低血糖

こんにちは。
最近栃木の豪雨がすごいです。
昨日窓を少しだけ開けっ放しにしてしまい
診察していたのでうっかり忘れていたら
窓際が大変なことになっていました。
水浸し。
置時計が壊れていなくて 何よりでした。
 
 
ところで、皆さん食事はきちんとよく噛んで食べていますか?
私は、今はものすごくゆっくりにしていますが、基本は早食いでした。
仕事の影響もあるとは思いますが
クセ だったと思います。
早く食べたいのです、食べたい!というサインが体中から沸き起こっていました。
それで食べすぎることもしばしばです。
外食では「オーダーしすぎる」という癖があったこと
以前も申しあげましたでしょうか。
 
あとからそれが低血糖で、その原因に副腎疲労があって・・・と聞いて
ものすごく納得しました。
 
患者さんにもかなり見られます、早食い。
副腎疲労、低血糖の方は血糖が保ちにくいので
血糖を上げようと本能が働きます。
食事が不規則で早食い
すぐにお腹がすく
合間に手軽に食べられるチョコや飴などのお菓子、スナック類をいつも食べている
などの方が多いです。
お忙しい会社勤めの方はもちろん、学校の先生、
看護師さん、医師、美容師さん、家にいても家事に追われている方、
早食いの方に多い印象があります。
 
ゆっくりよく噛んで食べないと、
唾液がよく出ません。唾液も消化に大切です。
食べ物が胃に入った時に 消化が悪くなります。
消化が悪ければ胃がもたれます。
未消化のまま腸へ流れ込んで、腸内環境を乱せば、
下痢や便秘の原因にもなりますし、
これらの理由で 食後にお腹が張ってしまうことになります。
 
もともと蛋白が不足している方は消化酵素がうまく働かないので
蛋白を増やそうと、いきなりガッツリ肉などを食べると
胃がもたれたり、便の匂いが悪くなったりすることがあります。
少量づつ、よく噛んでゆっくり!です。
 
まして、空腹のときに お菓子で急に血糖を上げてしまったら
その後低血糖を起こすので精製糖質の摂取は控えて
一日の中で 食事の時間はまんべんなく(空腹を長くしすぎない)
穏やかに血糖を保つ食事をして(野菜・蛋白質・脂質をしっかり、未精製の糖質を適量)
よく噛んで、リラックスして食事をすることが大切です。
急いで食べればもたれます。
いやなことが続けば自律神経を病むので、また消化が悪くなります。
ですからリラックスする必要があります。
消化管は自律神経支配ですから。
 
 
 
それができないから 副腎疲労になっているんです、と
よくお伺いいたしますが。。。
 
副腎疲労になってしまうと
やりたいこと やるべきことはあるのに
身体が動かない、鉛を背負っているよう、という症状が起きます。
そうならないために、
食べるもの、食べ方、精神のリラックス、運動など
改善していきましょう。
 
食事は楽しく笑ってゆっくり食べたいですね。
 
 
 
そういえば この数日 新規患者様のお問い合わせがあって
「プレジデント」に載っているのを読みました、とのことでした。
 
え?プレジデント?あの有名な雑誌の?
うちが? と
ビックリしてあわてて買ったら
醫院の名前が載ってました。
IMG_6790IMG_6791
医学もいろいろ考え方があります。
体質に合った方法を選んでほしいと思います。
でも「食事が大事」だけは どの国でもどの療法でも
はっきり言い切れることではないかと思います。
ぜひ栄養状態を整えることで、
憂うつな気持ち、キレる気持ち、絶望的な気持ちなどから
脱してほしいと思います。
 
ではまた。

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