こんにちは
昨日書いたのに
公開するのを忘れていました。
人が100人いれば100通りの感情があります。
喜怒哀楽、そして寂しい気持ちなど。
自分の気持ちは自分が一番よくわかる
はずなのですが
私の周囲、患者様のなかには
自分の感情の何が一番辛いのか 悲しいのか寂しいのか
どれが本音なのかわからなくなっている方もいらっしゃいます。
私はもちろん他人であるし
本当は何が辛いのか 何が辛かったのか
話せなくて当たり前かもしれません(特に初対面で)。
でも、私に話さないだけで
自分ではよくわかっているのならばよろしいのですが・・・
あとは 辛い理由は重々承知、だけれど
解決策がないから このままいくだけ、という絶望感を
我慢して生きていらっしゃる方もいらっしゃいますね。
無理に無理を重ねて、堂々巡りの方も。
でも最近本当に思うのですが
人生って一度きりですので
無理が効く無理なら?まだしも(いやそれも良くないですけれど)
身体を蝕む無理って なんなのだろう・・・、と。
特に摂食障害の方は
どうしても いろいろな感情のはけ口が
食べ物・食べること・食べないことに延々と向いてしまいます。
親や兄弟姉妹、配偶者、友人、学校、社会、
その他 人生で多く関わってきた方にひどい仕打ちをされた方もいます。
むしろ、そういうことがあるから、傷ついてしまうのですが、
相手の方は、自分で相手を傷つけたとは思っていないことも多いかもしれません。
それなのに自分を責めて傷つき続けるのは
とてもせつないことです。
摂食障害の方は 周りが思うよりも
かなり自己否定が強いと思います。
意見を述べても無駄だろうと思っていらっしゃることが多いし
わかってもらえるはずはないと経験しています。
だからまたその矛先が
食べる自分
食べない自分
食べ過ぎて懺悔し
なかったことにできる方法が嘔吐なので
繰り返してしまいます。
そして栄養がますます偏っていく。
それはその人が悪いのではなく
感情を支配する脳の栄養状態が悪いからではないでしょうか。
過去のトラウマ、栄養状態、お腹の問題、解毒の問題・・・
本当のご自身の闇と向き合って
ご自身を許してあげてほしいと思います。
自分の考えや思想を
誰かに勇気を出して話してみることで
100%理解されることは無理でも
「そうだね」
「そうなんだ、それは辛かったね」
「その気持ち、似てる」と言われると
救われることもあるのが これまた人間だと思うのです。
絶対に自分が間違った意見を述べたとしても
「いや違う!」と初っ端から否定されるより
「あぁ、そうなんだ・・・ でも、それは~~だと思うよ」
という方が お互いの気持ちが楽になりましょう。
心のケア、リラックスと
しつこいようですが
食べ物飲み物、
栄養状態で 摂食行動に対する気持ちは変わってきます。
そもそも 過去に何らかのトラウマがある方は
副腎疲労・うつ・自律神経失調・低血糖などが
複雑に絡み合って存在していることがほとんどですので
栄養状態が良くないことがほとんどだと思います。
栄養状態というのは
何かをたくさん食べている からいいのではないです。
何を食べたか それをどうやって消化して吸収したか、です。
だから これだけ食べ物にあふれている日本でも
栄養欠損、心の疾患は増えてしまっているのです。
食べ物の質、どうやって食べたか。
余計なものをなるべくいれないこと
解毒することです。
きちんと排便することです。
ぜひ こころが荒んだときこそ
誰かに愚痴をこぼし、
口にするものは少量でもいいから
本当に身体が求めているものを食べていただきたいと思います。
そして、休む。リラックスする。
愚痴る って悪いことではないと思います。
王様の耳はロバの耳。
医療に携わる医師や看護師、カウンセラーさんなどは
守秘義務がありますから
ぜひ
こんなこと言ったら恥ずかしいなどと思わず
ご相談してほしいと思います。
ではまた。
先生はじめまして。ブログ大変参考になります。今回の記事も、当てはまる事が多くて、哀しくなります。辛さを人に話すと、一瞬楽になる気はするのですが、溜めていた「毒」をうつしてしまったように思うことも。更にここ数年は、食物アレルギーと肉や魚が精神的に受け付けず。糖質制限に取り組むには、何を食べたらと悩みます。
>よん様
はじめまして。
こめんとありがとうございます。
哀しくさせてしまったみたいで、本当にごめんなさい。
哀しみが抜けて 毒を吐き出せるように
お祈りいたします。
人生は、いろいろございますね。
でも、穏やかに暮らせることが願いです。
お野菜を摂ることはやはりいいですよね。
乳酸菌をしっかりとると、いつか、変化が来ると思います。
無理せずにお過ごしくださいね。
理絵