懺悔

こんにちは。

 

 
私、ブログの頻度が落ちる時がある と
知人に指摘されたことがありますが
・・・それは なんとなく懺悔する時です(笑)

なぜなら・・・

私こそ、結構病んでた?病んでる???
と しみじみ思うからです。

毎日の診察の中で、会う患者さんの多くの
いろいろな「辛い体験談」の気持ちが

自分も経験しまくっているので

ものすごく納得できるからです。

 

今はほぼ消失しましたが

清潔神経症(外に行った服で、家で過ごせない、寝られない)
ある特定の物を買い続ける 買ったことすら忘れている
摂食障害
気分の変動 (しかも分単位、時間単位で変化する 頑張る感と 無気力感)
スイッチが切れると寝てばかりいる
かと思うと
何か一つやろうと決めたら すごいエネルギーというか執着をもってやってしまう

これらが過去、結構あって。

家族にも もしかしたら友人にも 「理絵ちゃんはちょっと?変わってる」
と思われていたかもしれません。
(家族は、まぁまたか・・・と スルーしているのでしょうけれど)

 

それ以外にも 書けないことたくさんありましたー。

お医者さんなんですね って言われる立場であるのに

こういういろんな症状のこと
語っていること自体情けない?と思うと 書くのが申し訳なくなると
ブログ更新がとまるのです。

 

医者の不養生。

いや、でも、人間だもの と思ってもらえればいいやと思ったり
全部のこういう症状すべてがそうとは言いませんけれど、
症状の原因の一つに 低血糖、副腎疲労、重金属などがあって
そういう体質のところと 食べ物と 精神ストレスと 親から受け継いだ体質や
成長過程での人間関係も関与すること、

そういうものが絡まるから 人は病んでいくんだということ、

改善の糸口は 結構あること

そういう医療もあるんだと お話したくなると またブログ書きたくなる。

その繰り返しです。

 

 

 

 

食事はそれなりに気を付けてたはずですが
実は幼少期はジュースは許されていたので
虫歯三昧。
ちょうど、アマルガム全盛期?だったこと
抗生剤や解熱剤が安易に投与される環境で
肌荒れにはステロイドをハンドクリーム替わり。

高校時代は ものすご~くスイーツやジャンクフードを隠れて食べていました。
友達と帰り道に食べ歩くことが至福だったので。

母の作った食事だけならあんなに太るはずはないのに
母も「おかしいわねえ~理絵ちゃんは太りやすいのね」
って不思議そうにしてました。
お母さま 本当にごめんなさい。公開懺悔。

その後は、アルコール。不規則な生活。

当直などの時の食事。
医療関係者のストレスと食事事情は、、、けっこうすごかったですし。
ストレス。

ストレス発散に、アルコール、食べる、ダイエットする の繰り返し。

運動もせず。

そんなで、妊娠授乳してたら 栄養も低下しますし
子どもにもよくなかったなぁ・・・

 

 

 

つまり、自分も なるべくしてなったんですけれど、

こういう日常が当たり前で
そんなに一つ一つは 悪いことをしていないつもりなので
こういうことで自分が病んだとは思わないのです。

 
食べ物や 排泄のこと、環境、日々の積み重ねが
人の身体を作ります。

必ず何か原因はあるはずです。

わかっていないことが多いのか
または ひとつひとつは大したことではないから
問題視しないし
「エビデンス」がないことは 言うな。ということにもなってしまう。

 

 

こういう一つ一つを 蓄積しないで
解毒、発散、排泄できる方は 健康 なのだと思います。

 

 
患者さんがよく訴えることが「わかってもらえない辛さ」です。

それは 本当にその通りで、
なまけているつもりもなければ
むしろ もっと頑張りたいのに動けないジレンマは
わかってもらえた人がいると 救いになります。

 

 
私の場合は
血を分けた姉たちが 同じように血糖の不具合があって
重金属があって
アレルギーがあって
でもその対処法を知ってから

皆で楽になって
理解されていることが救いでした。

そして、訪れてくれる患者さんたち。
スタッフもそうです。

皆生まれも育ちも違うのに
似たような症状を起こし、
似たような共通の習慣や特徴が見え、
症状の改善がみられると
オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)って
意味があるんだなと 実感します。

 

 

 

 

患者さんたち、自分が何で辛いのかすら知らない方がもしいらしたら

もしかしたら 栄養障害?
何か、邪魔するものが体の中に?

こういう症状は自分だけでない?

性格にすごい問題があるわけではない?

と思っていただけると 嬉しいと思います。

栄養状態を工夫して 社会生活に復帰できることも多い
ということに 希望を持っていただけたらと思います。

自分を、自分のやったことを否定ばかり懺悔ばかりではよくないです。

懺悔は、たまに。

動けるようになったら 何かの形で貢献できる時が来たらすればいいし

家に引きこもっていたとしても
生きてて無駄なことはないです。

 

腸内環境を大切に、きちんと気持ちのいい便通を確保して
食べることの意味を理解して
きちんと寝て
きちんと笑って
ある程度テキトーで
やれることはやって
適度に運動してみましょう。

 

ではまた。

 

コメント

  • コメント (6)

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    • たいみー
    • 2015年 4月 23日 9:22pm

    先生、ご無沙汰です。
    先生のブログを読むたびに、食生活の大切さを痛感しています。今の私の状態でオーソモレキュラー検査をするとしたら、どれが適当なのでしょうか?
    生理周期も乱れ始め、体はだるさが続き、今年は花粉症もひどく(ホンとは何のアレルギーなのかわかりません)、参りました。便秘もよくなったり悪くなったり・・・。
    心身健康って、どんな感じだなのかなと考えてしまいます。

      • rie
      • 2015年 4月 27日 12:35pm

      >たいみー様

      ご無沙汰しております!
      検査・・・は栄養採血が一番大切と思います。
      もっと大切なのは腸内環境と食事とリラックスですので
      便通の改善のために いろいろな菌をためし、プロバイオもプレバイオも両方するといいと思います。
      副腎疲労と腸内環境は深いかかわりがあるので
      そこを治したいですね。

      どうにもこうにもつらいという場合に 点滴もお勧めします。

      今はやりの良いあぶら軍団(アマニ油やエゴマ油やココナッツオイルなど)も
      気分の向上に役立ちます。

      心身健康・・・
      私も100%とまではいかず(悩みなしにはなれなくて)、
      でも
      あ、辛くはないし 何とか頑張れる!! を維持したいと
      毎日気を付けております。
      健康の維持って、地道な努力・・・なのですね。

      理絵

    • hikaru
    • 2015年 4月 24日 10:06pm

    いつもブログ拝見させていただいています.また,私は摂食障害を患っているのですが,以前にコメントで先生に質問をして,温かいお言葉と適切なアドバイスをもらい,とても救われました.

    摂食障害は,「ワガママ病」と思われる事が多く,私もずっと誰にも言わず隠しておりました.そんな私にとって,同じような苦しみを経験した事のあるお医者さんがいるというのはとても心強いです.摂食障害だけではなく,どんな病気でも,患者と同じ苦しみを経験したからこそ心から共感してくれるお医者様が,一番求められているのではないかと私は思います.
    なので,先生はお辛い経験をされたかもしれませんが,それによって私を含め,より多くの人を救えるようになったのではないかと思いますし,同じ苦しみを分かってもらえるお医者様がいるという事だけでも,私にとってはとても心強いです.

    ですので,ぜひまたブログを通して,先生のお考えや医療の事,教えてもらえるとありがたいです.

      • rie
      • 2015年 4月 27日 12:43pm

      >hikaru様

      そう言っていただけると 励みになります。

      私は 「堕婦」と 母から言われており(冗談で)
      あだ名はダッフィーでした(ディズニーにそういうキャラクターがいること知らなかったですが)。

      世間には完璧に隠し通したので
      悩みなさそういつも元気 太ってないじゃん  でした。
      そういう風に装うことすら ストレスなのですよね。

      私を立ち直らせてくれたのは 栄養療法の先輩方や
      人生の先輩方でした。
      でも毎日お話する患者さんを通して 見えてきたものもあります。

      あとは やっぱり食事だけでなく
      日々の運動なんだな、と やっとやっと気がついたとき
      食べてもいいんだなーと思って 幸せでした(笑)

      人は治せても自分を治せないのは嫌なので
      自分を赦して 治ってきています。

      必要なのは理解者ですよね!

      またよろしくお願いいたします。
      理絵

    • よしこ
    • 2015年 4月 26日 4:26pm

    〇〇の不養生って、意外と多くの分野に存在してるかも!と思いました。
    私は教員ですので、教師の不養生とでもいいましょうか・・・教師のくせに無知だったといいましょうか・・・一人暮らしが長くつづき、その間、とりあえず米だけは食べなきゃ!とか、ポカリスウェットは体に良いから飲もう!とか、かなりひどい食生活をひどいと自覚せずに続けてしまいました。
    でも、気づけて良かったです。体を壊してから初めて気づく健康のありがたさ!病弱な方への接し方も変わったのではないかしら・・・。
    実家に呼び戻され、食事は母に管理してもらっていますが、ゆくゆくは自分で食べたいものを調理して食べる!というふつうの状態にもっていきたいと思っています。
    とにかく休まず職場に行く!行き続ける!を目標に、ゆるゆるといきます♪
    p.s.扁桃腺炎と副鼻腔炎を発症し、夜になると高熱を出しながらも休まず出勤できました。この週末で治すぞ!

      • rie
      • 2015年 4月 27日 12:46pm

      >よしこ様

      そうなのですよね~
      ~~の不養生  本当によくあるのです。

      食事と運動で治せ。というのはどの疾患もそうなのに・・・

      つい、薬に走りますね。

      ゆるゆるの設定が一番だと思います。
      人生って、ゆるゆるにずっと続くものなのではないかと思います。

      というか 自分のペース?ですよね

      私は もっと自分がしっかり者だと勘違いしてましたが
      ゆっくりのんびり いつまでも。と思えたら
      すご~く楽になりました。

      都内のセミナーになかなか行けないのが 歯がゆいのですが・・・

      焦らない焦らない。と言い聞かせています。

      またよろしくお願いいたします。

      理絵

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