頑張ること

こんにちは。

 

初めてお会いする患者さんやそのご家族とのカウンセリングで
「周りに、こういう体調の人がいないんで・・・」というお話は結構良く聞きます。

私の周囲は、もちろん診療しているから当たり前ではありますが
副腎疲労と思われる、疲れて仕方がない方ばかりです。

受診されていなくても、頑張れない人、もしくは頑張る限界のところでやっと生活している方も多い気がします。

 

この前、お会いして約半年が経過し、腸の善玉菌の投与、食事の見直し(主に精製糖を控えて蛋白とあぶらと野菜をメインに)を行い、
点滴療法と総合ビタミンミネラルなどで治療した方が来院されました。

 

当初よりも笑顔が増え、日々のストレスはあっても流せるようになりましたとおっしゃっていました。

 

食べ物を見直すのは結構大変なことです。
ストレス対策も。

ストレスを除きましょう、と言って 簡単に除ける方が果たしてどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
受け流す、処理できるようになることが大切ではないかと思います。

 

 

 

頑張れと言う言葉は、疲労がひどいうつの方にはもちろん禁忌です。
追い打ちをかけます。

 
副腎疲労から回復中の患者さんには「よく頑張りましたね」がすごくうれしいケースもあります。

元々頑張りたいけど頑張れない方が多く
仕事や家事などに頑張れなかったことを悔やんではいますが

治るためには、食事などについてそれなりに頑張ってきたからです。

 

その患者さんはこうおっしゃっていました。

「友人や家族が、『なんでそんなにいろいろ頑張ってるの、すごいよねえー』というんです。

何で食事とか頑張っているかというと、頑張らないとこの元気が維持できないの、って言いました。
頑張らなくて済むなら、いいですよね~~ 先生!!!」 と。

 

本当にその通りです。

 

周囲で、好きなように食べて、元気に暮らしている方からすると

食べ物に気を使い、腸内環境をいつも考え、白い糖を避け、その他いろいろ気にしていると「なんでそんなに頑張るの?」と不思議なようです。

 

でも私は、元気を保つ方法は人それぞれだと、価値観をどこに置くかも個人差が結構あるのだなと毎日痛感しています。

 

なんにしても、腸内環境を整えて、早寝してほしいと思います。

ストレスが多い場合こそ、食事、睡眠、規則正しい生活、笑うことが必要になります。

 

 

 

 

そういえば!7月が終わります。

夏真っ盛り。

毎日とても暑いので、本当に要注意です。

 

それではまた。

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