こんにちは。
世間はお盆なのですね~
副腎疲労という疾患の孤独感は辛いものがあるようです。
身体が動かないけれど、動きたい気持ちはあることが理解されないことが多いからでしょうか。
最近のカウンセリングの中で、印象に残っているのが
「理解ある中での無理解」ということです。
心配してくれる人がいる、ご飯を作ってくれたりする人がいる。
それは理解者を持たない人にすれば、なんて羨ましいことかもしれません。
でも、理解者の中の
「~~ちゃん、大丈夫よ、良くなるって。そしたらまた頑張ればいいし」
「気の持ちようだって」
が結構お辛いのです。
頑張るって何を・・・
頑張りたいのに身体が動かないこと、なんでわかってもらえないのだろうという絶望のような孤独に苛まれている患者さんを診ると
周りも良かれと思って励ましているわけですし、辛いところです。
副腎疲労の多くの患者さんは、基本、根が真面目です。
結構頑張っているようです。
でも副腎疲労などは「見た目」何となく元気っぽく見えるので、
いったいどこが悪いの?と言われると、つい無理をします。
そこで、気にしなきゃいいのに・・・無理しなきゃいいのに・・・
気にすることをやめられないのです。
気の持ちよう・・・何度も申しあげるように「気」を作るのは脳細胞、それを支えるのは栄養状態です。
栄養状態を支えるものが「食事」「リラックス」「睡眠」「休養」「運動」「生活環境」「対人関係」などです。
そしてまた結構悩まれているのが、いろいろ栄養の話を聞いて家に帰り
誰かに話したときに
「食べ物で変わるのかしらねえ?」といわれることです。
食べ物で、身体は変わります。
でもあまりにもストレスが多いと、追いつかないのはもちろんです。
でもストレスがある時こそ、食事に気を使って被害を少しでも食い止めることが大切ではないかと思います。
食べ物の内容によって、気持ちが変わることは多くの方が体験されているはずなのですが。。。
ジャンクフード生活で肌荒れする、便が臭くなる、いらいらする。
発酵食品で便通がよくなって、美肌になる、など。
もうひとつの辛さとしてあるのが
「期待されている」ことが、重荷になることです。
見放されるよりはマシな気もしますが
「~~さん、大丈夫、よくなったらまた。それまで待ってますから頑張って」がこたえます。
私が勝手に考えた「副腎疲労の方は、何と言われたら気が楽になるか」の言葉は
・今は休んでも大丈夫
・なんとかなる
・あなたの気持ちのせいじゃない たまたまいろんなことが重なっただけ
・同じように辛い人、他にもたくさんいるから、自分だけが悪いと責めないで
です。
個人差があるので、思うように改善されない方もいらっしゃるのですが
精神的なゆとりを持つ、赦される(自分に、誰かに)、
食事を自分の体調に合ったものにする、
便通を快適なものにする、
それがとにかく大切だと思います。
善玉菌、食物繊維。
腸に負担をかける食べ物は控えて、
(添加物、精製糖、人工的なもの、悪いあぶら、変性した物、長持ちしすぎるもの、過剰なアルコールなど)
腸にいいものを摂ってください。
(善玉菌、食物繊維、アミノ酸、亜鉛などのミネラル、良いあぶらEPA、ビタミンなど)
最初はすごく辛かった方の笑顔を見たり
動けるようになった方からメールいただいたりすると
は~よかった~と心底思います。
栄養不良の孤独と闘っている方が、栄養で気の持ちようが変わることをお祈りいたします。
ではまた。
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