悲しいとき

こんにちは。

気がつくと師走になっていました。

今年自分は何をしていたのだろう?
あまりにあっという間に過ぎてしまいました。

11/25に行なったセミナーの報告もしないまま。

 

実は、個人的な話ですけれど
先日、突然にシェリ-(ボーダーコリー)が天国に旅立ってしまいました。

お昼まで普通に一緒に過ごしていたのに、仕事中、突然午後4時頃に家族に呼ばれて。。。

今でも夢を見ているようです。

何気ない毎日が、永遠に続くわけではないと知ってはいましたが
こういう形で、全く予想も覚悟もない出来事が起きるとは。

本当に人生って・・・

 

 

患者さんでも、ペットロスの方はいらっしゃっいます。
家族と同様ですから、それを失う辛さは相当なものです。

ペットの存在が昔よりもっとヒトに身近になったようにも感じます。

また、環境・食べ物などの影響で少なからずとも副腎疲労が増えてきて、立ち直れないのかもしれません・・・?

副腎疲労があると、悲しみから立ち直るのには時間が相当かかると言われています。
副腎はコレステロールから作られるホルモンで、ストレスと闘ってくれたり、アレルギーや炎症を抑えてくれます。

普段から栄養状態が悪く、かつ副腎疲労があると、さらに襲いかかってくるストレスに対応できなくなってしまうのです。

 

まして、辛いときには食事内容がおろそかになりがちですし、
食べていたとしても、悲しみが自律神経ダメージを起こし、
そして消化機能が低下すること
によって栄養状態に影響することもあります。

脳セロトニン・メラトニン低下による不眠、
不眠による全身の細胞やホルモンバランスの不具合と、さらなる自律神経のトラブル・・・

これが負のスパイラルです。

ペットロスによる抑うつ感や悲しみから立ち直るにも、栄養状態やデトックスが必要と言うことです。

 

 

そして、悲しみの昇華の仕方。

 

実はずっと以前、姉が心療内科専門の病院で研修をしたあと、私も結構勉強して、「心療内科」を標榜していたときもありました。

抗不安薬、抗うつ薬、自律神経調整剤、漢方、いろいろ使い分けたりして。
でも一番患者さんが必要としていたのは、苦しいことを理解してもらうことだと思います。

数多くの心療内科の患者さんを診てきて、
人の気持ちのあり方は個人によって異なるので、その患者さんにあわせたカウンセリングが必要と痛感していました。

その後オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)に出会って、脳神経、自律神経、腸内環境、解毒、日々のリラックスなどについて勉強することになり現在に至ります。

当院ではどうしてカウンセリングにこんなに時間をかけるかというと、
パニック・うつ・副腎疲労などの原因となる栄養欠損において、メンタル的に辛いことが何もないということはほとんどないからです。

吐き出すこともとても大切で、
そしてなぜ自分が辛い症状に苦しめられているのか理由がわかると、安心するものです。

悲しみを昇華するために、
誰かと悲しみや辛いことの共有は必要だと思います。

最後は自分で乗り越えるしかないという厳しい現実ではありますけれど、
悲しさを周囲に訴えることもありです。
同じ気持ちを持ってくれる人、そして暖かく見守ってくれる人がもしいれば感謝して、
悲しいときは我慢せずに泣いて、毎日をゆっくりと過ごすことが大切です。

すぐに乗り越える必要もないし。

 

 

シェリーちゃんは理絵さんのところにいて幸せでしたよ といわれるのが救いです。

そして、一緒にいて楽しかったこと、我が家に来てくれたことに感謝して、時間が過ぎるのを待とうと思います。

「シェリクロ」 とセットで呼んでしまうほどに、2匹いつも一緒行動だったので
残されたクロの挙動不審が再発してしまい、どうなることかとハラハラして見守っています。

クロはシェリーがいたから人と交われたところもありますし。

 

あまりに犬バカだったので、犬の話ばっかりしてたから

会う方に「ワンちゃん元気~?」って言われることが多く
返答に困ってしまいますが(仕事中は泣きたくないので)、

仕事には支障なく(当たり前)
日々精進して
またブログも時々書きますのでよろしくお願いいたします。

 

皆様の人生にも もしかしたら、

いやきっと誰にも訪れるであろう悲しい辛いことを受け入れるためにも、日頃の栄養状態を大切にして欲しいと思います。

お通じのよくなる食事、よいあぶらなどなど。

ではまた。

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