こんにちは
以前にも あぶらの話をしましたが
世の中で誤解と偏見を受け
身体に悪い物とされているものが あぶら(油、脂)でしょう。
そのあぶらもすべて同じではなく、種類と使い方でまったく働きが違うのです。
加熱や酸化、使い回し、作り方に問題(大量生産など)、などの理由によって「おかしくなったあぶら」はよくないです。
脳細胞や血管壁にこびりつき、脳梗塞や心筋梗塞、精神疾患などのトラブルのもとになります。
でも私たちの身体にはあぶらが必要です。
とくにうつや慢性疲労などの方、妊婦さん(子供の脳の発育) の方は良質の脂肪酸が必要です。脳細胞は脂肪酸によって栄養されています。
青い魚をよく食べた時代は頭がよかったというのもよく聞く話ですよね。
高脂血症の方!もそうです。
身体に蓄積した悪いあぶらを溶かすには「良いあぶら」が必要です。
自然につくられるあぶらを 良い方法で(生で)摂取することが、健全な精神・肉体のためになります。
たとえば適切な体重を保つためのダイエット、いわゆる痩身目的にも
あぶらは必要なのです。
え~痩せるのになんであぶらが?逆だろう?と思うのが普通ですよね
でもそれは生化学的な事実で
太っていくのは糖質の過剰、
酸化されたあぶらが、コワい病気の元です。
脳(気持ち)のため、肌のため、免疫力のため 良いあぶらを摂りましょう。
先日 カナダのウド博士の講演を拝聴させていただき
「ベストを尽くすには知識(勉強)と、ベストを得るための熟考とが必要で、真実がベストを決めてくれる」という素晴らしいご意見でした。
「健康になりたいけど、揚げ物たくさん食べてたい」というのが 無茶な願望なのでしょう。。。
ほかにたとえば 肺気腫に・肺がんになるのもいやだけど タバコがやめられない ですとか?
もちろん人間ですし 必要悪・快楽という概念もありますが
でもお肌つるつるで若々しく頭脳明晰な博士のお話は、とても納得しましたし、説得力がありました。
当院の患者様にもいつもお話していますが
脳がつかれているとき、しつこいけど妊娠時、健康に生きたいとき・・・ω‐3系のあぶらを中心に良いあぶらを摂ってください。
そして悪いあぶらはとらない努力をすることです。
博士の「車もオイル交換するように 人間もしてください」というお言葉を使わせていただきます。
人のオイル交換。
しかしもう少し英語力をあげたいものです。
努力しないと。。。
ではまた。
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