こんにちは。
いつも申し上げておりますが、妊娠は目標でもありますが、
そこがスタートです。その先に妊娠中があって、出産があって、産後と育児があります。
妊娠に目標を置きすぎると、そのあと 「あれ?こんなはずだっけ?」と燃え尽きてしまうことも。
栄養はその月齢によっても違いますが 基本は同じです。
蛋白質、アミノ酸、ビタミンB、C、E、A
亜鉛、鉄、カルシウムマグネシウム、ω-3系脂肪酸・・・
過剰な糖質は避けることですよ!!しつこいですか。
最近は(10年前にはやらなかった) 妊婦健診で糖尿病発見のために
糖負荷試験をするそうですね(患者さんに聞きました)。
それだけ、糖尿予備軍が増えているということ。
その分。食後過血糖~高インスリン~低血糖も
かなりの確率で増えているはずです!
当院でやる血糖負荷試験より 採血回数も負荷するブドウ糖も少ないとはいえ・・・
低血糖体質の方に あれはきついかもしれません。
でも避けられないのであれば・・・その前後で、血糖の上下を なるべく抑えるように
蛋白もBも・・・Cも・・・ 補充しておくしかないでしょう。
確かに 食後過血糖を見つけ出すことが目的ですが
たとえば1時間後に「血糖65」とか75とかもっと低いとか
そういう方が 絶対にたくさんいるはず!
そもそも70くらいまでOKとしていることが多いので見逃されます。
(80を切っていたら、低血糖の可能性があります)
そして70台以下・・・そういう反応性低血糖の方に どういう指導を行うのでしょう。
「飴か チョコをもちあるけ?」とか?????????
「血糖を上げるために主食をガッツリ食べなさい」とか?
それは絶対にだめですよ!!
蛋白質を中心にして、糖質は逆に減らすのです。
もし知り合いに こういう方がいらしたら 伝えてください。
正しい栄養の摂り方を。
妊娠中のことは 取り返しがきかないとはいいませんが(???)
結構取り返すのが大変です。
間違った糖の摂り方は、やめてほしいです。
どうかどうか、糖質のこと 広まりますように!!
13(木)のプチセミナー「妊娠出産の体調不良を栄養で改善」は
おかげさまで今のところ、定員になりました~
ありがとうございます。
(実は当日前に定員数に満ちたのは初めて(笑))
この話は わたくしのどうしても伝えたいことです。
で どうしたら 楽しく幸せに妊娠出産育児ができるか
私の個人的おすすめ書籍です。
栄養については
これは35歳からでなくとも、
不妊であっても、なくとも、今妊娠していても
産後の体調不良でも
かなりお役にたつはずです。
妊娠中~の骨盤や、赤ちゃんのケア、お母さんの接し方などは
この本は、私のオーソモレキュラーの同志というか
いろいろお世話になっている方にお借りしたものです。
生む前に読みたかったです。
栄養については、戦前戦後あたりの糖質中心主義のアドバイスだけは
相手の方に失礼がないように うまくかわしてくださいね。
あとは、いろいろな 知恵は 先輩(経験者)に学ぶのも一つです。
妊娠中の、産後の栄養については
いつでも当院にもご相談ください。
またはお近くにオーソモレキュラーをされている先生が
いらっしゃれば、ぜひ。
低蛋白、ビタミンミネラル・あぶらの欠損では
子供も母体も いいことありません!!
ではまた。
コメント
コメント (4)
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本のご紹介ありがとうございます!
どちらの本も自身のブログでも紹介させていただいているので
やっぱりいい本なんだな~と実感できてとてもうれしいです。
情報を選びとるためには、よい情報の選択肢の中から選ぶということが大切だと思っているので
その選択肢のひとつになってくれたらと願っております。
清美さんへ
本当にこちらこそありがとうございます。
どんな師匠も 知識を得ないといけないっておっしゃってます。
知識。大変なことです。日進月歩ですものね。
頑張らねば。
またよろしくお願いします。
はじめまして。べびぃケアの本をご紹介くださり、ありがとうございます!著者の一人でございます。
助産師として多くの妊産婦さん、べびぃちゃんと関わらせていただいている中から生まれた本です。
ママやべびぃちゃん、ご家族が幸せに過ごして戴きたいという想いで書きました。
これからもよろしくお願いいたします。
>杉山さま
はじめまして。コメントありがとうございます。
本当に妊娠中、産後の母体とベビ~ちゃんのケアの大切さを感じます。
体調を壊してみたり、子供が多動になったりしてから気がつくこともありますし・・・
こちらこそ今後ともよろしくお願い申し上げます。 理絵